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今回紹介する映画は、マイク・リー監督、ティモシー・スポーンの熱演が光るイギリス映画の秀作『人生は、時々晴れ』をレビューしたいと思います。
人生は、時々晴れ:ストーリー
タクシー運転手のフィル(ティモシー・スポーン)ら、サウスロンドンの集合住宅で暮らす3組の家族は、皆がそれぞれの事情を抱え、孤独な想いを拭えないままでいた。
そんな中、フィルは突然海を見に行こうと思い立つが、ちょうどそのころ自分に反抗的だった息子のローリーが心臓発作で倒れてしまい……。
イギリスは今も階級社会が根強く続く国なのは誰もが知っている事実。
この映画は、ワーキング・クラスの下層階級の人たちが住む公営住宅の三家族を描いた作品。
メインの家族は、タクシー運転手をを続ける父、家計を助けるためにスーパーのレジのパートをしている母、二人の子供は、長男は日本でいうニート、長女は老人施設で掃除係の仕事。
家の中は、楽しい会話のない食卓を囲む家族、淡々と過ごす日常。
失業率が10%をこえ、ニートが増え続け、笑顔のない食卓を囲む家族、これは今の日本と、この映画の状況とあまり変わらないのではないでしょうか?
しかしこの映画は、人生はいつも晴れの日ばかりではなく、しかし雨ばかりではないことを訴えているヒントがあるように思う。
ヒューマンドラマの秀作だと思います。
オススメ度★★★★
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