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今回紹介する映画は、熊切和嘉監督のデビュー作『鬼畜大宴会』をレビューしたいと思います。
これは熊切和嘉監督が大阪芸術大学の卒業作品でもある作品で、この映画は独自な空気感が漂う映画です。
鬼畜大宴会:ストーリー
薄汚れた文化住宅の一室に彼らはいた。獄中の首謀者・相澤努に魅了され集った学生左翼組織のメンバー達である。
相澤の出所を待ち、活動の準備に勤しむメンバー達であったが、相澤の突然の自殺を きっかけに組織の歯車は狂い始め、遂にはもう誰にも止めることのできない愛液と血液まみれの大惨劇へと展開していく。
この映画を観たのは18・9歳の時、札幌にあるシアターキノという小映画館で観たんですが、この映画は一日限りの上映でした。
会場は映画好きの連中が列をなし、順番に会場内へと入ったんですが、立ち見もでるほどの満員御礼。 運悪く一番前のセンターで、なんせこの映画館は狭いから、スクリーンと席の距離は2・3メートルほどだったので、上映中下から見上げるような体勢で最後まで観ていた。
そんな最悪な姿勢で観ていたせいか、上映終了時には吐き気を感じたのを覚えてます。
タイトルに鬼畜とつく時点で、イカレてるけど、とにかく映像が汚く、時代設定が70年代にみょ~にマッチしてます。
終盤から始まる残虐シーンの数々はチープなんだけど、映像の悪さが変に生々しく、観終わった後にのこる、「残り香」ならぬ、「残り画」が残り非常に不快感に陥れられます。
もしこの映画が好きな人がいるなら、距離を開けたくなるようなくらい、ある種のトラウマを持ってしまった映画です。
凡人にはススメられないけど、変態にはおすすめの一本です(笑)
オススメ度★★
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